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くも膜下出血

脳は外側から硬膜・くも膜・軟膜の3枚の膜で覆われており、くも膜の下(内側)に脳脊髄液(髄液)という液体がありますが、この部分に出血するのがくも膜下出血です。
働き盛りの人や若年者でも起こることがあり、何の前触れもなく発症時に症状が現れるため突然死としても有名な病気です。

原因としては、脳動脈瘤の破裂が最も多く、他には脳動静脈奇形からの出血、事故や転倒などによる頭部の外傷などがあります。
家族(2親等以内)に脳動脈瘤があると、非家族性のものよりくも膜下出血を発症する平均年齢が約5歳若いと言われます。


前兆がない場合もありますが、逆に脳動脈瘤により脳神経や脳組織が圧迫されるため、数日前からの血圧の乱れ、違和感のある頭痛やめまい、吐き気やおう吐、けいれんといった症状が前兆としてみられることがある。瞼が落ちる・物が二重に見えることが前兆としてみられることもあります。

くも膜下出血の危険因子(喫煙・高血圧・高コレステロールなど)がある方や、上記の前兆が少しでも見られた場合は、すぐに受診することをお勧めします。

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